や、やだっ……!相馬くんに見られてる! そう思った瞬間、私はつながれた手を思いっきり振り払っていた。 「ももちん?」 頭上から三木くんの驚いた声が聞こえる。 けど、私の意識はもう相馬くんにしか向けられていなかった。 視界に入ったままの相馬くんはいまだ険しい表情のままで。 「ももちん!?」 その鋭利な視線に耐えられなくなった私は、きびすを返し、相馬くんとは反対の方向へと走り出した。