無駄な紅葉は散り濡れる.

身勝手だってこともわかっている。
だけど、あたしの
頭の中は征人でいっぱいなんだ。

大好きの気持ちが
溢れてしまう。

だけど、それを
東宮は理解してくれなかった。

舞い終えて
最初に言った言葉に
あたしは出家を考えてしまった。

「やはり、そなたは私に必要な存在だ。
 更衣などにしよう!!」