「んーー。そうだなー。例えば、右手で手を振ったら、調子いいの合図で、左手を振ったら、調子悪いの合図みたいな?」
手をひらひらしながら言う弘人。
「弘人って、なんか面白いね。さっきまで、すっごい優しい人って感じの印象だったのに、なんか全然違う。」
そう言って笑うと、
「マジ!?でも、俺もそうだよ。志帆笑わなそうなのに、結構笑ってるし。何気にポジティブだし。」
って言われた。
やっぱり話してみないとお互いのことは分からないよね。
「そっか!・・・とりあえず今日はありがとう!私先に帰るね。」
「え?あのふたりは?」
まだステージ脇で練習を見ている2人。
「多分2人で帰ると思うから。じゃあ、またね。」
「あっ、うん。また明日。」
私は体育館を出て、昇降口に向かう。
さっき3人で歩いた時は短かった距離が、今は凄く長く思える。
手をひらひらしながら言う弘人。
「弘人って、なんか面白いね。さっきまで、すっごい優しい人って感じの印象だったのに、なんか全然違う。」
そう言って笑うと、
「マジ!?でも、俺もそうだよ。志帆笑わなそうなのに、結構笑ってるし。何気にポジティブだし。」
って言われた。
やっぱり話してみないとお互いのことは分からないよね。
「そっか!・・・とりあえず今日はありがとう!私先に帰るね。」
「え?あのふたりは?」
まだステージ脇で練習を見ている2人。
「多分2人で帰ると思うから。じゃあ、またね。」
「あっ、うん。また明日。」
私は体育館を出て、昇降口に向かう。
さっき3人で歩いた時は短かった距離が、今は凄く長く思える。



