私が行かないでって言ったら、君はここにいてくれますか?

当たり前だけど、かなり悲しい。



ここまで、無視されると思わなかった。



でも、ここで怯んでちゃダメだ。



「ありがとう。」



弘人は一向にこっちを見ないけど、声をかけた。



それから、授業のときも、お昼も、話すことなくあっという間に放課後。



毎日話していたのが嘘みたいに思える。



部活では私はまだ見学だから、壁際でみんなの練習見てるだけ。



それでも先輩や友達も声をかけてくれて、嬉しかった。



ふと、反対側のコートを見ると弘人はシューティング練習していた。



久しぶりにバスケをしている弘人を見た。



こんなにかっこよかったんだ。



休憩中話していた会話が無くなると、やっぱり寂しい。



でも、



仕方ない。



声をかけても独り言のような感じで、弘人から声をかけてくれることはなくて。



こんな状態がもう2週間も続いている。



流石の私も心が折れそう。



それでも日はすぐに過ぎてしまう。



衣替えも始まって、みんなカーディガンやマフラーをするようになった。