私が行かないでって言ったら、君はここにいてくれますか?

恋に弘人に告白されたと話すのは初めて。



なんか、緊張した。



「そうだったんだ。・・・・志帆はちゃんと返事したの?」



「言おうと思って、この前二人で会ったの。でもね、・・・・・・・・・もう、遅かった。」




「え?遅かった?」



「うん。・・・言おうとしたけど、なんか、弘人が怒鳴って、・・・・・・返事はもうしなくていいってっ。」



そう言うと、恋が急に立ち上がった。



「それって酷くない!?なにそれ!?ちゃんと志帆の話聞いてたの!?」



「えっ?いや、途中で何回か遮られて、」



「人の話聞かないやつとか、なんなのよ!?そんな酷い奴だと思わなかった!!」



今まで見たことないくらいの形相で恋が怒る。



「ちょっ、ここ病院!!」



私は恋に座るように言う。



「だってさ、なんか、悔しいじゃん!!」



座りながら恋が私に言う。



「うん。・・・・・そうだね。悔しいよ。でも、それ以上に悲しい。・・・・・気づいたのが遅かったなって。」