大声で叫ぶように言った莉花に驚きを隠せない。
「なんでよ...!
なんでなんにも言ってくれないの?
もっと頼ってよ...っ!!!」
「うん...。
ごめん。ごめんね莉花...」
私は莉花を抱きしめた。
莉花も私のことを抱き締め返してくれる。
「.....さや、なにがあったの?」
私は莉花のことを強く抱きしめながら、お母さんに言われたことをすべて話した。
途中から嗚咽が混じって、しっかりと莉花に聞こえていたかはわからない。
けれど、莉花はずっと「うん。」っと言って聞いてくれた。
「おばさんがそんなこと言ったの?」
私はコクンと頷く。
もう頷くのが私の限界だった。
「ねぇさや?1回家帰ろ?」
帰りたくない。
今はお母さんに会いたくない。
お母さんなんて、大っ嫌いだ。


