あの日の約束を、君ともう一度







『さっちんがいないと三好は勝てないよ!』









ほら、またそうやって嘘をつく。









──────でも、実際私もそう思ってた。









自意識過剰だってわかってる。









自分の実力を過信しすぎだって分かってる。









分かってたけどそれでも、三好中には私が必要だと思ってたし、私がいないと優勝はできないと思ってた。









だから、私が出なかった中3の総体で優勝したって聞いて、悔しかった。








なんだ、私なんていなくても平気じゃん。









そう思うと、もう涙すら出なかった。









嫌い。嫌い。嫌い。









私がいないと優勝できないって言っていたみんなが嫌い。








私を推薦するって言って期待させた桜丘の先生が嫌い。









バスケなんて大嫌い。










───────うそ、本当は全然嫌いじゃない。









でも、自分が大嫌い。