部活の最後に毎回行う部内練習試合。
私はそれの得点板を行っていた。
向かい側では、鈴奈先輩がオフィシャルを使って、時間を止めたり、ファール数、得点をつけたりしている。
咲先輩は日誌に、先生が言ったことや部員達の反省点、得点、シュートを決めた人を記入している。
里依紗先輩は部員にボトルを渡したり、アイシングをしたりしている。
それぞれの仕事をこなしつつ、みんなが試合を見ていた。
その目は楽しそうで、でもどこか、羨ましいというような目線だった。
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