あの日の約束を、君ともう一度






体育館に着くと、すぐに里依紗先輩がボトルの入った籠を手に持った。







「...あ、沙耶香ちゃん!そこにあるドリンクの粉持って着いてきて!」






「あ、はい!」






私はすぐにスポーツドリンクの粉の入った箱を持ち、里依紗先輩の元へ走った。






里依紗先輩は水道に行くと、ボトルの蓋をすべて開け、粉をひとつずつ入れていく。






私もそれを見て、同じように入れていく。






すべてを入れ終わり、蛇口を四つ捻り、同時に水を入れていく。






中学の時は、マネージャーなんて居なかったから、各自大きい水筒を持っていっていた。






高校は違うのか、なんて感心する。







「...よし!全部入れたね!」







里依紗先輩は籠にボトルを入れると、それを持って歩き出した。







「せ、先輩持ちますよ!!」







絶対重いと思う。







里依紗先輩が力あるように見えないし...。







「今沙耶香ちゃん、私が力ないとか思ったでしょ〜。私力あるんだからね!?」







里依紗先輩って全然大人しくないかもしれない。