海琉が気まずい顔を見せたことは何度もあった。
だけど顔を赤くするなんて初めてだ。
幼なじみなんだもん、すぐわかるよ…。
海琉がそれを認めたくないってことも…。
幼なじみは終わりって言ったじゃん。
どうしてあたしのことを真っ直ぐに見てくれないの?
考えても考えても、あたしは堂々巡り。
そんな海琉が憎たらしくて、愛おしかった。
あたしは何がしたいの?
家には悠麗がいた。
玄関に女物のローファーが綺麗に並べてある。
多分昼麻ちゃんが悠麗の部屋にいるんだろう。
「ただいま」
「あっ、杏光。ちょっと出てけ」
「はぁ? 悠麗、あんたね、お姉様が帰ってきた途端なによ」
「お願いです。出てってください…」
どうせ昼麻ちゃんとエッチなことでもするんだろう。
ったく、ここはラブホじゃないっての。
「ねえそういえば、付き合うとき、どっちが先に告ったの?」
これは単純な好奇心。
すぐそういうことが気になっちゃう。
「何だよ急に…」
「教えてよ。そしたら出てくよ」
「はあ…。俺からです…。マジ出てけ…」
「えっ悠麗からなの!? 詳しく教えて!」
「…元々昼麻には彼氏がいて、俺が奪ったの」
「奪った!? あんた、よくやるねえ…」
「どうしても手に入れたかったんだからしょうがねえじゃん。杏光もそういうタイプだろうが」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かがはじけた。
「ほら、話したから、まじ、お願い」
悠麗の言葉はもう耳に入ってこない…。
さっきの言葉が耳にこびりついて離れない。
どうしても、手に入れたい…。
そうだ、あたしは、海琉が欲しいんだ。
それ以外の何でも無い。
だったらやることは一つ。
だけど顔を赤くするなんて初めてだ。
幼なじみなんだもん、すぐわかるよ…。
海琉がそれを認めたくないってことも…。
幼なじみは終わりって言ったじゃん。
どうしてあたしのことを真っ直ぐに見てくれないの?
考えても考えても、あたしは堂々巡り。
そんな海琉が憎たらしくて、愛おしかった。
あたしは何がしたいの?
家には悠麗がいた。
玄関に女物のローファーが綺麗に並べてある。
多分昼麻ちゃんが悠麗の部屋にいるんだろう。
「ただいま」
「あっ、杏光。ちょっと出てけ」
「はぁ? 悠麗、あんたね、お姉様が帰ってきた途端なによ」
「お願いです。出てってください…」
どうせ昼麻ちゃんとエッチなことでもするんだろう。
ったく、ここはラブホじゃないっての。
「ねえそういえば、付き合うとき、どっちが先に告ったの?」
これは単純な好奇心。
すぐそういうことが気になっちゃう。
「何だよ急に…」
「教えてよ。そしたら出てくよ」
「はあ…。俺からです…。マジ出てけ…」
「えっ悠麗からなの!? 詳しく教えて!」
「…元々昼麻には彼氏がいて、俺が奪ったの」
「奪った!? あんた、よくやるねえ…」
「どうしても手に入れたかったんだからしょうがねえじゃん。杏光もそういうタイプだろうが」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かがはじけた。
「ほら、話したから、まじ、お願い」
悠麗の言葉はもう耳に入ってこない…。
さっきの言葉が耳にこびりついて離れない。
どうしても、手に入れたい…。
そうだ、あたしは、海琉が欲しいんだ。
それ以外の何でも無い。
だったらやることは一つ。



