春色のletter

翌日、朝食を一緒に食べた後、私は帰ることにした。


さつきさんは門の外で、私が角を右に曲がるまで、手を振ってくれた。




よく考えたら、彼女も今、両親と同居とはいえ、独りで生きている。




坂を下りて、しばらく歩くとバス停がある。


そこからは、実家の方へ行くバスと、小倉駅に行くバスが出ている。


私はまっすぐ東京へ帰ることにした。