春色のletter

お茶を見つめた。


「さつきさん」


「ん?」


「手紙が再開してからの1ヶ月、ハルの代わりに私を励ましてくれたんですね」


「まあ…」


彼女はお茶に手を伸ばして一口飲んだ。


「しばらくハルの後片付けで忙しかったし、ハルの筆跡をまねるのに、少し時間が掛かったの」


「字は、ほんとそっくりでした」

「そう?」


「ええ」


私は少し、笑えた。