春色のletter

あずさで塩山まで行って各停に乗り換えて一駅戻ると、勝沼ぶどう郷駅だ。


目の前には小高い山があって、少し大きな建物が見えた。


中腹にぶどうの丘と書かれていた。


「天空の湯とか言う温泉があるとこだっけ…」


そこにも寄りたい気分だったけど、今日はそんなことのためにここまで来たんじゃない。


私は気を引き締めると、タクシーに乗って行き先を告げた。


ほんの15分も山の方に走っていくと、少し小高くなった場所に諏訪山ワイン勝沼工場はあった。


タクシーを降りて最初に目にした看板に見学コースと書かれていて、右手の建物を指していた。


左手の方を見ると守衛所があったので、まずはそちらに向かった。