春色のletter

「妹は字が違うけど、やっぱり頼子なんだ」


「え?」


「だから、キャンパスでおまえが友達に呼ばれた時に、ふと振り返った。そしておまえの顔を見た時、妹に似てると思ったんだ。それからだったな。おまえといろいろあったのは」


前に沙也さんとした会話を思い出した。


「妹さんは、いつ…亡くなったんですか?」


「小学生の時…1年の時だ」


「え?そんなに小さい時に?」


「ああ…。俺は小学校3年だった」


話し方が変わったと思った。


黙って聞くことにした。