春色のletter

その後すぐに、美沙ちゃんが出てきた。


まだ麻酔の覚めない顔だけど、すごくかわいく思えた。


佐伯さんと沙也さんが、その顔を見ながら病室まで付き添った。


私は少し遅れて付いていった。


看護師さん達が点滴のセットとかいろいろ準備をしている間に、主治医の先生の説明を聞いた。


全てが済んで彼らはいなくなり、病室には私たちだけになった。


しばらく、3人で美沙ちゃんの顔を見つめていた。