「夜梨ちゃんには?」 沙也さんが佐伯さんを見た。 「いや…」 そう言うと、彼は沙也さんの向こう側に腰掛けた。 『おまえが説明してくれ』 暗にそう言っていた。 「そう…」 しばらく沈黙が続いたけど、私は手術中の表示を見つめながら、沙也さんが口を開くのを待った。