春色のletter


misakiさんからだった。


「なんだろ?」


その差出人の名前をぼーっと見つめながら階段を上った。


バッグをいつもの場所に置くと、ソファに座って、すぐに開けてみた。


でも、中身は彼女のライブチケットだけだった。


「聴きに来いってことだよね?」


私はそのチケットで頬をつんつんとしながら、つぶやいた。


きっと、星影さんと関係あるのだろうけど、意味がわからなかった。