春色のletter

窓の外には、柔らかな光の中、賑やかな雑踏が見えた。


何かがある、こういう日が素敵だなと思った。


ただ生きていたちょっと前よりは、どんどん幸せになっている気がしている。


「あ、ここ、スイーツもいけますよ」


「ほんと?」


ちょうど淳さんのカフェラテが来た。


「あの!スイーツも追加で」


「はい」


追加ばかりしている私たちに嫌な顔を見せずに、その店員さんは写真付きのメニューを持ってきた。


「じゃあ、これとこれ!」


「私はこれとこっち♪」


「はい、かしこまりました」


店員さんがまた丁寧に頭を下げて下がっていった。


そして、目の前に二つずつのケーキが置かれると、私はさらに幸せになった。


ここは私が奢って、写真集のお礼にもなって良かった。