春色のletter


「すごい食欲だね…」


「単にお腹空いていただけですよ」


「夜梨子さん、これも美味しそう♪」


淳さんも奢りだからと遠慮がない。


「あ、そういえば、さっき、ちょうどいいって言ってませんでした?」


「ああ、そうそう。ハルさんから手紙が来たんだよ」


園田さんが少し赤い顔をして言った。


「ああ、園田さんから頼まれたこと伝えておきましたから」


「それがね、イラスト1枚描いてくれるって」


「え?」


彼はそんなこと手紙に書いてなかったから、びっくりした。