バンッ

『あ゛ぁん?』

やべっ、いつもの癖で・・・

っつかいつの間にか寝てた

「蓮!蓮居ますか?!」

『チッ、居るけど、お前に会わせるつもりはねぇ

「お願い!蓮に会わせて!」

『うるせぇよ、てめぇで勝手に勘違いして大嫌いとかぬかして逃げて今度は会わせろって随分都合いいんじゃねぇの』

「ごめんなさい!
でも、ちゃんと蓮と話したいんです!」

「んっ」

起きるな、起きるな!

「つば、さ?」

『蓮・・・』

「蓮ごめん!」

「あれ、なんでここに居るの?
俺の事嫌いなら俺に話し掛けないでよ」

『おまっ、!』

やめろ!俺の大切な蓮をこれ以上傷つけんな!

「蓮ごめん!本当は嫌いなんかじゃない!本当は好きでたまんなくて、あの女の人とキスしてるとこみて混乱しちゃって!
蓮、大好き」

「ほんと?
ほんとに?」

「うん!」

「つばさ・・・」

『蓮、行ってこい!
おい、これから蓮のこと苦しめたら一生かけて地獄に突き落とすから覚悟しとけ』

「翼くんありがとう!」

---翼sideend---