あの、祖父が土産にと配ったカフスとイヤリングだ。
「私が以前、社内の呑み会のとき、うっかりつけて行ったのを見て、素敵だなと思って、覚えてたらしいんです。
それと同じカフスをおにーちゃんが職場につけて来たから。
だから、私のせいなんですっ」
そう訴えながら、遥久の腕をつかむ。
従兄妹だということを隠していたのに、誰も気づきはしまいと、同じデザインのイヤリングをつけていった自分のせいだと洸は思っていた。
だが、遥久は、
「洸っ、こいつをかばうのかっ」
と怒り出す。
いや……かばっていいですよねー。
よく考えたら、おにーちゃん、不倫したわけでも、私になにかしたわけでもないし。
さすがに、そこで温厚な章浩も反論してきた。
「悠木、お前はどうしたいんだ」
と言う。
「俺に洸への気持ちを気づかせたいのかっ。
お前はうちの家庭に波風立てたいのかっ。
じゃあ、今すぐ、不倫してやろうかっ」
とキレ始めた。
いや、不倫には私の協力も必要ですよねー……。
「私が以前、社内の呑み会のとき、うっかりつけて行ったのを見て、素敵だなと思って、覚えてたらしいんです。
それと同じカフスをおにーちゃんが職場につけて来たから。
だから、私のせいなんですっ」
そう訴えながら、遥久の腕をつかむ。
従兄妹だということを隠していたのに、誰も気づきはしまいと、同じデザインのイヤリングをつけていった自分のせいだと洸は思っていた。
だが、遥久は、
「洸っ、こいつをかばうのかっ」
と怒り出す。
いや……かばっていいですよねー。
よく考えたら、おにーちゃん、不倫したわけでも、私になにかしたわけでもないし。
さすがに、そこで温厚な章浩も反論してきた。
「悠木、お前はどうしたいんだ」
と言う。
「俺に洸への気持ちを気づかせたいのかっ。
お前はうちの家庭に波風立てたいのかっ。
じゃあ、今すぐ、不倫してやろうかっ」
とキレ始めた。
いや、不倫には私の協力も必要ですよねー……。



