お前のためなら、殺せると、そう言わなかったか? と言いながら、遥久はキスしてこようとしたが、いつの間にか、遥久の膝の上に居る洸の膝の上にチャトランが乗っていた。
「うん……お前も来るか」
と結局、猫をかまってやっている遥久に、さっきはちょっと、ゾクッと来たけど、いまいち怖くないな、と笑ってしまう。
そのまま、自分の膝の上に丸くなり、ゴロゴロ言っているチャトランを見ながら、洸が、
「課長、親ガメ子ガメ孫ガメみたいになってますね」
と笑うと、
「孫ガメが居たら、俺がジイさんみたいだろ」
と文句を言ったあとで、
「ジイさんと言えば、此処に来たのに、ホットミルク飲みに行きそびれたな」
と呟いている。
完全に常連と化してますね、と思っていると、遥久は、洸を見つめたあとで、その後ろ頭に手を伸ばしかけたが、洸の膝の上でゴロゴロ言っているチャトランが気になるらしく、
「……仕方ない。
こいつが寝てからにしよう」
と言い出した。
いや、なにをですか、と赤くなりながらも、洸もチャトランの背を撫でる。
「うん……お前も来るか」
と結局、猫をかまってやっている遥久に、さっきはちょっと、ゾクッと来たけど、いまいち怖くないな、と笑ってしまう。
そのまま、自分の膝の上に丸くなり、ゴロゴロ言っているチャトランを見ながら、洸が、
「課長、親ガメ子ガメ孫ガメみたいになってますね」
と笑うと、
「孫ガメが居たら、俺がジイさんみたいだろ」
と文句を言ったあとで、
「ジイさんと言えば、此処に来たのに、ホットミルク飲みに行きそびれたな」
と呟いている。
完全に常連と化してますね、と思っていると、遥久は、洸を見つめたあとで、その後ろ頭に手を伸ばしかけたが、洸の膝の上でゴロゴロ言っているチャトランが気になるらしく、
「……仕方ない。
こいつが寝てからにしよう」
と言い出した。
いや、なにをですか、と赤くなりながらも、洸もチャトランの背を撫でる。



