中学三年生の夏休み。
定期テストでまさかの一桁を取った俺は、補講を受けざるを得なかった。
いや、ちょっと眠かったんだって。いつもはそんなにひどくないんだって。
今回は解答欄がずれたのだ。
……でもまあ、受験生だし。
確かにちょっとそんな凡ミスで一桁はまずいかなって思って、大人しく補講を受けに来た。
噂によれば、補講を突きつけられたのは一桁を取った生徒だけらしいから、多分俺だけだろう。
先生と一対一はちょっと嫌だけど、その方が気楽でいいや、なんて思いながら、ガラリ、引き戸を開けたら。
「えっ、なになに君もお仲間!?」
やたらテンションが高い女子がいた。
目を期待にキラキラさせたその女子に、思わず固まる。
……え。嘘。
え。
「うわ、一桁ってヤバくない?」
「君もじゃん!!」
思いっきり引いた声が出てしまって怒られた。
いや、うん、ごめん。
定期テストでまさかの一桁を取った俺は、補講を受けざるを得なかった。
いや、ちょっと眠かったんだって。いつもはそんなにひどくないんだって。
今回は解答欄がずれたのだ。
……でもまあ、受験生だし。
確かにちょっとそんな凡ミスで一桁はまずいかなって思って、大人しく補講を受けに来た。
噂によれば、補講を突きつけられたのは一桁を取った生徒だけらしいから、多分俺だけだろう。
先生と一対一はちょっと嫌だけど、その方が気楽でいいや、なんて思いながら、ガラリ、引き戸を開けたら。
「えっ、なになに君もお仲間!?」
やたらテンションが高い女子がいた。
目を期待にキラキラさせたその女子に、思わず固まる。
……え。嘘。
え。
「うわ、一桁ってヤバくない?」
「君もじゃん!!」
思いっきり引いた声が出てしまって怒られた。
いや、うん、ごめん。


