シンデレラの魔法は解けない






これ以上原あかりを見たくなくて、テレビを消していた。

部屋は静かになったが、原あかりの言葉が耳の中に響いていた。

それが不快で、おもむろに立ち上がる。

少し外の風を吸って落ち着いてこよう。

今日はストーカーの気配も感じなかったし、家の向かいのコンビニまでだし。

あたしは家の扉を開けていた。