【完】こちら王宮学園ロイヤル部




実際みんなで過ごす時間は、何をしていても楽しい。

何気ない会話の時間から、こうやって遊んでいる時も。いつだって笑顔でいられる。



「んじゃ、がんばって残り上がれよ~」



「椛、なにか手伝った方がいい?」



「主役なんだからお姫様は座ってな~」



よしよしと頭を撫でて、椛がキッチンに入っていく。

そういえば、やたらとみんなに頭を撫でられることが多いのだけれど。わたしの頭って撫でやすい位置にあるんだろうか。



身長差的なもの……?

みんな身長高いからな……180センチくらいはあるし。



そんなことを考えながらゲームの行く末を見ていれば、次に上がったのはいつみ先輩。

それからルノ、ルア、夕帆先輩、莉央という結果になって。




「莉央さんは相変わらずゲーム弱いですよね」



「ゲーム好きなのに弱いのよね」



「……うるせーよ。

つーか、お前らが強いんだろ」



「莉央ちゃんほんと運無いからな~」



……運がないって。

そうなるとどうしようもないわね、と苦笑しているうちに片付けられる人生ゲーム。それを片付け終えると、椛が持ってきたのはIHプレートと鍋。



「チーズフォンデュ……?」



「そうだよ~」