恋ノ音

「待て~~‼」

幽霊がそう言いながら、主人公を追いかける。

すると、突然、横から別の幽霊が現れた。

私はあまりの怖さにぎゅっと拓くんの腕を掴んだ。

私がよほど不安な顔をしていたのか、拓くんは

「ちょっと出ようか」

そう言って私の腕を掴んだ