恋ノ音

「あのクラス、大変でしょ?」

「あー、まあ」

「去年からあんな感じでさ、一人、辞めちゃったたんだよね、」

「えー⁉」

「次に来た人は、無理やり押さえ込む感じでさ、」

「えー、可哀想ですね、生徒たち」

「えっ?」

「いや、クラスをまとめるのが担任の仕事だから。それを放棄するのは一番、やっちゃいけないと思うんです。」

そう言うと、フッと笑う声が聞こえた。