恋ノ音

あーあ、まだ私、拓くんのことが好きなんだ。

私はそう実感した。

「へー、黒澤好きな人いるんだ。」

「まぁ」

「よし、じゃあ最後は僕‼」

そう言って高尾先生が話そうとしたとき、

コンコン
ガチャ

「失礼しまーす。」

そう言って誰かが入ってきた。