私と二人の物語

「私…、私のせいで美結が死んだと思っていたの」

「知ってる。だから、ずっと『生きてるよ』って、話しかけていたのに」

「美結…」

「それに、自分が『美結』だと思っていたでしょ」

「え?なんで?」

篠田さんもそのことに驚いた顔をしていた。

「私、ずっと美緒と一緒だったんです」

その疑問に答えるように、美結は篠田さんに言った。