私と二人の物語

「ごめんなさい」


「美緒…?」

悟の顔は見られなかった。


「美緒は…、姉の、美緒は、あの事故で亡くなりました」

目の端で感じる悟は表情を消した。


「つくしさんの言ったとおり、亡くなったのが、美緒…です」