私と二人の物語

悟がソファーに座ると、つくしさんはバッグからファッション雑誌を取り出した。

「ねえねえ、美結さん、これ見て」

「なに?」

私は彼女がバッグから取り出したファッション雑誌を覗き込んだ。

「悟にバイト代もらったから、新しい服買おうかと。これなんてどう思います?」

「うん、いいんじゃない?ちょっとボーイッシュなところが似合うと思うよ」

「ですよね!美結さんなら、そう言うと思った」

「え?」

私はいつもと何かが違っていることに気が付いた。