私と二人の物語

物販コーナーは人で溢れていたけど、とにかく、ぼーっとしながらも並んだ。

その時も、先輩はさりげなく、私を庇うようにしてくれていた。

まだまだ感じるこの場の熱気。

横の女性とか、カップルとか、今視界に入る人だけでなく、ざわざわと聞こえる会話などから、誰もが興奮冷めやらずなのがわかる。

私もきっと、夜寝るまでこの興奮が続くと思った。

いや、寝むれるかどうかもわからない。

物販のカウンターにたどり着いて、私はパンフとクリアファイルとノートを買った。

何かこの興奮を押さえるモノはないかと見たけど、CDは全部持ってるし、他にはちょっとなかった。

そして、また先輩に先導してもらって会場を後にした。