やばい。胸がすごいずきずきする。

迷惑なら迷惑って言ってくれればよかったのに。

先生、ごめんね。

苦手なのに私に付き合わせちゃって。

「ごめん。由美。今日は帰るね。」

「え、ちょ、まい!どこに帰るの!」

由美の声を後ろに私は走った。

走って走って秘密基地に隠れた。

涙がとまらない。

やばいな。明日から仕事なのに…。

てか、嫌われたら終わろうって決めてたけど既に嫌われてたんだなぁ。

あの笑顔は嘘だったのかな。

なんだかもうなにも考えたくない。

先生のことは大好きだけど考えるのがつらい。