ヨウとユウも話はするものの、視線はいつもパソコンや携帯に向いているし、ヤヅキは携帯の着信ばかり気にしてる。ルキも電源をつけたり消したりしていつもの落ち着いた雰囲気とは少し違う気がした。 「……ねぇ、何かあっーー…」 ルキに何かあったの?って聞こうとしたら、電話が来てワンコールでそれにでた。 「おつかれ、うん。あぁそれならヨウ達がーー…」 電話に忙しいのはヤヅキだけじゃないらしい。 ヤヅキも出ては切ったり、たまには表示された名前を見て無視したり、相手を選んで出ているようだった。