「僕ジュース買ってくる」 夕方になり外に出ると、日も落ちていて空は紅色に染まっていた。 「じゃあ私達ここでまってるね!」 ゲーセン前にヨウと座って道路を挟んだ目の前のコンビニに行くユウを見送る。 「…ねぇ、ヨウ」 私は二人になるタイミングは今しかないと思い、意を決して気になっていた事を聞こうと思った。