「えっ!?ちょっ、仁華それスウェットじゃないの!?何!?寝起き!?」


私は無視してそのまま抱きついていた。


「あーあ。分かったの?仁華。」


私は頷いた。


「そっか。・・・・・・・・・・じゃあ、話さなきゃね。」


私はゆっくり律希から離れた。


ノートに書こうと探すけど、焦り過ぎて忘れてきてしまった。


私は近くに何か枝がないか探した。


砂があるところを見つけて、枝で書いていく。


めんどくさいけど仕方ない。


「仁華、ノート忘れてきたの?」


私は砂の上に、焦ってたから。と書いた。


「そっか。でもなんでここだって分かったの?俺今日行かないって言ったのに。」


木→海→ひまわり


「えっ!?全部行ってきたの!?まだ朝の7時だけど!」


それは律希もでしょ?こんな時間に何してるの?
それよりも、ちゃんと教えて。


真剣な顔で律希を見つめる。


「・・・・・分かったよ。もう、全部話す。仁華書くの辛そうだから、相づち打ってくれればいいから。」