ねぇねぇ、聞いて。

満足したのか律希が走ってきた。


「はいはい。それで何?」


「このひまわりちっちゃいんだけど、何ていうの?」


「あっ、これね。これは小夏だよ。ひまわりの中で一番小さい種類。花粉が出ないから長く生きられるんだよ。」



「ほぇーーー!!小さいのにすごいね。」


「うん。そうだね。ってか、ほぇーーー!!って!あはははははっ!!ウケるわ。」


律希が私を見て爆笑した。


・・・・・律希が笑ってくれると嬉しい。


私はまた歩き出して律希の袖を引っ張った。


「律希!!これは?」


赤い色のひまわりを指さす。


「ムーランルージュ。見ての通り、赤色のひまわりだよ。綺麗だよね。」


「うん。綺麗。」


私は赤色のひまわりと律希と一緒に写真を撮る。


「うん。ありがとう。」


私がスマホをポケットに入れると、律希のお腹が鳴った。


「・・・・あぁーーー。腹減ったーー!」