ねぇねぇ、聞いて。

私が意気込んで言うと律希は笑った。


「いいよ。行こっか!」


「うん。行こう!!でも、まずここで1枚ね?」


そう言って海をバックにして、写真を撮る。


私の肩に触れそうなくらい近くに律希がいる。


緊張したけど、なんとか撮れた。


「ありがと!!じゃあ、次は?律希案内してください。」


「りょーかい。じゃあ、んーー、あっ!まずはひまわり畑だろ?」


「そうだね!行こう!!」


私達はあのひまわり畑に向かって歩く。


「ねぇねぇ、この荷物なに?」


律希が私のカゴバックを指さして言う。


「あっ、これね。この前看病してくれからそのお礼ってことでおばあちゃんが律希にって。お弁当だよ。」


「えっ!?マジで!?・・・・・仁華は作らなかったんだ。」


「すいませんね。私はぐっすり寝てましたよーだ。」


私はちょっとむつけたようにそっぽを向く。


「ねぇ、そんなにむくれないでよ。冗談だって!ね?」


律希が笑いながら言う。