お狐様と妖怪事件簿

予想どうり彼女は私を助けてくれた。






『ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。』






なんどもなんども感謝した。






『お前は成仏するか?それとも俺らと来るか?』






行きたい。しかし私は謝らねばならない。






京太郎さんに。





しかし、もう何百年も前のことだから…






いや。





探そう。京太郎さんを





私のせいで苦しんだ人を探さないわけにはいかない






『でも良いの?あの人のことは…』






『あぁ、わしの好いた人か…もう昔のことだから忘れてくれ』





『それは、立花 京太郎か?』






『なぜその名前を?』





言った覚えはないのに





『俺らと一緒に来れば分かる』






その言葉で、わたしは行くことを決めた。