「旭さんありがとうございました」
「いやいや、たまに寄ってくれればいいさ。唄多、音愛、着物はあんたらが帰って来る頃には完成させとくからとりきな。」
「「うん!」」
こんな姉さんがいたらよかったのに…
兄さんに会いたいなあ…
父さんにも母さんにも…
「銀花?行くぞ。」
「うん。分かった」
ヒュンッ
「着いたぞ」
「早!」
いやいやいくらなんでも早すぎやしませんかい?
「今日は上から依頼があってな。ある屋敷に行かなきゃならん。」
ふーん。
「今回は浄化?成仏?」
「浄化だ。」
どんな内容なのか聞くと
昔栄えた商人の家で座敷わらしがいるんだがなぜかその家は不幸続きらしい
「そもそも私たちって見えてないんだよね?どうするの?」
「あのなぁ妖怪なんだから玄関から入らなきゃいけない決まりはねぇ。」
そう言ってもさぁ、罪悪感しかないわ…
人の家に無断で入るって…
「行くぞ。」
唄多君と音愛ちゃん喋らないけどどうしたのかな?
「大丈夫?」


