「早く飯食え」
「うん。」
「はーい」
「音愛、今日の卵焼き甘くない。」
あ、もしかして唄多君は得意甘党なのかな?
「ごめん、砂糖が切れてさ」
それから他愛もない話をしながらみんなでご飯を食べた。
それが私は嬉しくて。
泣きそうになった。
「見回りの前に銀花の着物買いに行くぞ」
「えっ、別にいいのに」
銀河から借りた着物はやはり身長差でぶかぶかで…
でも気にはならないしいいかなあなんて思ってたけど銀河に着物返さなきゃだし…
でもお金は?
んー…
「変なこと気にしてなくていいから準備しろ」
「はーい」
「唄多と音愛もな」
「「うん!」」