でも、それでもうちは………… 悠夜を守りたい……! 「いいよ、それでも。それで?どうやったらそれができるの?」 すると、巫女さんがカバンから一つの小瓶を取り出した。 「これを、三日後の満月の日に飲んで。そうすれば、あなたの体は徐々に消え、みんなの記憶も消えていくわ。」 「……わかった。」 覚悟を決めて、巫女さんの手から小瓶を受け取った。