『そうだよね、みんなに責任がある。


だから今回の件はおあいこね!!


これからは今まで通りの月光にしよ。


まず、月光を立て直さなきゃでしょ?』


鈴がこんなこと言っていいのかわかんないけど言ってみる。


すると。


類「今まで通りってことは、お前も姫に戻るってことでいいんだな?」


『え?』


まさかの展開にびっくりする。


雷「せやな。今まで通り、凛久にも鈴ちゃんの周りにいて、月光に入ってもらってやな!」


凛「は?ちょっと!!」


鈴と凛久が戸惑ってると。


下っ端が今まで通り!今まで通り!と手拍子を始めた。


こ、断れる雰囲気じゃないけど。


鈴にはどうしても譲れないことがある。


『姫にはなれないよ。』


その言葉にみんな黙り込む。