類「じゃあ、お前も一緒に来いよ。


雪のこと、ちゃんと見届けてやらねえと。」


え、お前って鈴?


突然話を振られたのでフリーズする。


類「あとお前も、凛久。」


凛「は?勝手に仲直りしとけよ」


類「いいから」


そういって、半ばヘッドロックされるような形で凛久は連れていかれた。


それに続いて、ほかの幹部も移動し始めた。


鈴も移動しようとしたら。


「ねえ」


突然後ろから袖を引っ張られた。


『え…春??』


振り返ると春が鈴をじっと見ていた。


春「その…雪、月光やめようとしたんでしょ?」


『え?なんでわかったの?』


春「僕も…そうだったから。


今回、鈴ちゃんを最初に疑って、みんなに言って、鈴ちゃんを傷つけたのは僕だし。


でも間違いだった。


本当にごめん。」


春が頭を下げる。