『ほら、見てこの首の赤い跡。』 そう言って雪に首筋を見せる。 雪「ほら、僕じゃないよ。 僕は、鈴ちゃんの首をこんな強く締められないよ。」 『じゃあ手当ててみて?』 雪の手を取って、締められた所に当てる。 雪は驚いていた。 首の跡と、雪の手がぴったり一致したから。 『確かに、雪は"鈴"の首は絞めなかったよ? でもね、鈴だって認識してなかっただけで、鈴の首は絞めたの。』