そして目を開けると、さっきの部屋とは違う部屋だった。


ここは…寝室??


ベッドもあるし。


周りには月光と金と、凛久がいた。


あれ、でも…雪と冬はいないや。


恋「雪は自室で休んでるよ。


冬はその付き添い。」


『そっか…』


ふたたび訪れる沈黙。


すると、


類「さっきはごめんな。雪が首絞めたりして。」


『あ、んーん。大丈夫。


そうだ、凛久は?凛久は大丈夫!?』


凛「俺は全然大丈夫だよ。


鈴は自分の体の心配しときな。」


『そっか…』


聞きたいこと聞くなら今だよね。


『ねえ、なんで私が意識飛ぶ前、笑ってたの?』