「何言ってんの、好きぢゃねーし」



「嘘!!


どうして嘘つくの?日向がそんなだから……みんな傷つくの。


私を1人に、出来ないとでも思った?


私は弱くない!!


日向の気持ちがここにないのに、付き合えない。


お願い…………気持ちに嘘つかないで」



私は弱くない。



弱くない。



「ごめん、ちゃんと言うから」


彼は悲しい顔を向ける。



お願い、悲しい顔しないで。



離れられなくなるぢゃない。



私は、日向が去った後地面に大粒の涙を流してく。



好き…………日向が好き。



だけど、日向よりもっと好きな子がいるの。