先輩と手を繋いで歩いた。


廊下、行き交う人、人、人。


みんなが見てる。


その中には亀井くんもいる。



亀井くんから視線を反らしつつ下を向いた。


亀井くんの視線を背中に感じ、歩いた。



ポンポン、と背中に、感じる優しく大きな手に安心し歩き出す。


パッと振り向くと亀井くんは居なかった。。