「先輩、私、先輩が好きです」



流れで言った言葉。


今言わなきゃチャンスが掴めない気がした。


「俺、冷たいよ?いいの?」



本当は冷たくないの知ってる。


だって今まで出会った先輩に、冷たいことなかった。


私には優しかった。


うぬぼれでもいい。


「はい。それでも先輩が好きだから」



先輩の顔を見ると優しく私を見る。


「ぢゃあ、彼女な」



うそー!!


私、先輩の彼女になりました。