私の心と彼の気持ち



りゅう「おい、てめぇ。裕貴から手離せや。」

裕貴「ぅ......りゅう...」

先生「あれ、いつもの彼氏さんじゃないな。おやおや、裕貴ちゃんはそういう子なの?じゃあ、今夜は俺に譲ってくれる?」

どういう子?
何いってるのこの先生

りゅう「早く離せっていってんだろ。てか、先生がこんなことしていいと思ってんのか?」

先生「先生だからなんだ?先生だからしちゃいけないなんて決まってないだろ?誰だって好きなものは好きだ。」

りゅう「はぁ...めんどくせ。裕貴に手出すんじゃねぇ。」

先生「うっ!...」

いきなりこっちにきたかと思うと
先生のうめき声がきこえてばたっと倒れた音がした。

私が崩れるのはりゅうが支えてくれた。
もう、怖すぎて顔は涙でぐちゃぐちゃだ。

りゅう「大丈夫じゃ...なさそうだな。とりあえず...」

軽く見えないように服のボタンをしめてくれた。

りゅう「よし、さっさとこんなところから出んぞ?」

りゅうは私の荷物と携帯を持って私の手を引っ張って
図書館から出た。